こどものくすり

抗アレルギー剤は、くしゃみや鼻水、鼻づまり、蕁麻疹、目や皮膚のかゆみなどに代表されるようなアレルギー症状が出るのを予防するためのお薬です。すでに発症してしまった症状を劇的に緩和してくれるような薬ではなく、通常は1～2週間ほど続けて服用することで効果を発揮します。抗アレルギー剤には、内服薬、点眼薬、塗り薬等があります。

抗アレルギー剤の一時的な副作用には、眠気やふらつき等が挙げられます。また、長期的な副作用には、小児における大規模な臨床データは存在しないのが現状で、適切な回答はできませんが、注意すべき副作用では肝障害等が挙げられますので、気になる点があれば、医師・薬剤師にご相談下さい。
抗アレルギー剤は、即効性のある薬ではなく、一定期間服用し続けて血中濃度が上がるとともに効果が期待できるお薬です。処方された分量を、決められた期間、回数で正しく服用することが、アレルギー症状を抑えるためには重要となります。