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目薬
目薬の正しい使い方
1.点眼をする前に石鹸で手を良く洗う
2.下まぶたを軽く引いて、1滴を点眼する
この時、点眼容器の先端がまつ毛やまぶたに触れないように注意して下さい。目薬の先端が触れてしまうと、目に傷を与えるだけではなく、容器内に細菌等が入って、感染症を引き起こしてしまいます。
3.点眼後は、しばらくまぶたを閉じるか、目頭を20~30秒程度、軽く押さえる
目薬は、涙点から涙小管を経て鼻涙管を通り、鼻に流れて全身に移行するので、目頭を押さえることによって眼内に目薬をとどめ、期待する効果を得ることができます。また、目薬が全身に移行するのを防ぐことにより、全身の副作用を防ぐことができます。
目薬は何滴垂らせば良いの?
1回の点眼量は、1滴で十分です。なぜなら、通常、下まぶたの結膜嚢で点眼薬を受けますが、結膜嚢には、成人でも、20~30μLしか保持できません。点眼薬の1滴は30~50μLであることから、一部は目の外にあふれ出てしまいます。したがって、あふれた目薬は拭き取り、うまく入らなかった時だけ、もう1滴点眼します。
目薬を嫌がるお子様には・・・
目薬を使う時に、怖がって泣いてしまうと、涙で薬が流れてしまうため十分な効果が期待できません。 目薬を怖がるお子様には、目を開けた状態ではなく、『目を閉じた状態』で、目頭のくぼみに1滴落として下さい。この時の体勢は、お子様をひざの上にのせてあげると良いでしょう。そして、目を閉じた状態で、下まぶたを軽く引いてあげれば、目の中にお薬が行き渡ります。目から溢れ出た分は、ガーゼ等で拭いてください。
また、冷たい点眼液が目に入ると嫌がるお子様もいますので、冷蔵庫に入れていた目薬を使う場合は、手で握ってひと肌程度に温めてから使用した方が良いでしょう。
どうしても嫌がる場合には、寝ている時に使用するのも良いと思います。
目薬の保管方法、使用期限
開封した目薬は、直射日光の当たらない涼しい場所に保管して下さい。使用期限は『1ヶ月』が目安となります。それ以降は、使用しないでください。なぜなら、保管状況が不適切であったり、点眼容器の先端にまつげや指が触れたりすると細菌が繁殖し、目薬の効能が低下したり、汚染されたりする危険があります。また、目薬によっては、開封後7日以内で使い切るものもありますので、処方してもらった目薬の使用期限等は、必ず医師・薬剤師に相談してください。期限があるからといって、ご家族で共有することは避けて下さい。