ホーム
会社案内
店舗紹介
学会情報
採用情報
リンク集
こどものくすり
飲ませ方&使い方編
お薬情報編
よくある質問編
飲ませ方&使い方編
シロップ
シロップの上手な飲ませ方
1.シロップボトルを軽く振る。
配合状況によっては、薬の成分が沈殿する場合があります。均一に混ぜることで効果がより引き出されますので、飲ませる前に軽く振って下さい。 強く振り混ぜると泡立って正確に測り取るのが難しくなるので注意して下さい。
2.キャップやスポイトで1回分を正確に測り取る。
測り取る量が少ない場合、薬の効果が十分に発揮されないことがあります。一方、測り取る量が多すぎた場合、副作用が起こり得ることがありますので注意が必要です。
また、兄弟姉妹でシロップが処方される場合もあります。その際は、測り取る量を間違えないようにしましょう。
3.スポイト・スプーン・キャップで飲ませる。
離乳食が進んでいる場合は、スプーンでゆっくり流し込みます。 スプーンを舌で押し出してしまう場合には、スポイトの方が良いでしょう。
スポイトを頬の内側と舌の間の隙間に入れて少しずつ垂らすと味を感じにくくなります。嫌がる時は、しっかり抱きかかえて固定して下さい。
一度に沢山入れるとむせてしまったり、吐いたりしてしまうので注意して下さい。
シロップの保管方法、使用期限
シロップ剤は、原液には保存剤が添付されていることで長期保存性が担保されていますが、1回の服用量を調節するために水などで薄めていますので、保存剤の濃度も薄まり、本来の保存性は失われてしまいます。長期保存すると腐敗する可能性がありますので、冷蔵庫で保管しましょう。原液のまま投与する場合も、キャップや容器の口の雑菌に汚染させる場合もありますので服用期間を過ぎたものは、特別に医師から指示があるものを除いて、残ったものは捨てるのが鉄則です。また、秤量カップ、スポイト、容器の口などは細菌汚染しやすいので、常に清潔に保つようにしましょう。 頓服で使用される解熱剤の原液は、清潔な冷暗所で1カ月が保管の目安となります。
シロップを大量に飲んでしまった時の対応
子供の誤飲事故で最も多いのは『医薬品』です。とくにシロップ剤には、子どもが好むように甘みがついています。万一誤って大量に飲んでしまったときは、処方医や薬剤師に相談するか、その薬の成分がわかるものを持って、すぐに医療機関で処置をしてもらってください。